書評「学校へ行きたくない君へ」

 

学校に行きたくない君へ

学校に行きたくない君へ

 

とても良かった。不登校の話だけでなく、世の中とは何か、生きるとは何か、大人とは何か、社会の中で生きるとはどういうことかということについて考えさせられた。

私は「学校には行かねばならない」と考えていた「優等生」だったので学校はほぼ皆勤賞だった。

でも、大人になったいま、「学校の言うこと学校の教えること学校でしなければならないとされていること」は、必ずしも「正しい」とは限らないと思っている。

いろいろな人のインタビュー記録が掲載されていて、インタビューした人は不登校の当事者であるのが良かった

学校に行く行かないに関わらず、人を生かすのは「何かが好き」「これが自分の強み」というものであろうなと思った。それを細く長くあきらめずに続けていけば、学校行く行かないに関わらず、道が開けるのかな。