水遊び
さて,水と言えば水遊びである。(話の持って生き方が強引か)
概して子どもは水遊びが好きなものである…と我が子を見ていて思う。いま,ミニトマトを育てている。子どもの情操教育と実益を兼ねてであるが,実は息子はあまりトマト・ミニトマトとも好きではない(すっぱいらしい)。それに水をやるのが息子の毎日の仕事になっているのだが,水をやるときに必ず水を出し過ぎて水で遊んでびしゃびしゃになる(これまた余談だが,「水をやる」という仕事をしてもらってもこの暑さでミニトマトがしょぼくれていることも多々ある)。ついでに車を洗う~○○も洗う~でどんどん水を出す。
家の中に居て「手を洗ってね」と言っても,手洗いが水遊びに変貌していることがよくある。
親としては「もう,びしょびしょにして後始末めんどくさい!」と思ってしまうけれど,子どもからしたら水遊びは大きな魅力なんだろうなと思う。
私も水遊びが好きだったから。母の実家に行ったとき,妹や従弟と銀色の「たらい」(←「たらい」がもう時代を感じさせるものですね)に水を入れて,水鉄砲をしたり水をかけあってびしょびしょになったり,いろいろなものを浮かべて遊んでいた。思いっきり水遊びして嬉しかったなぁ。
「びしょびしょにして後始末めんどくさい」と思うよりもっと寛大な心で見てあげたいが,それでも,いつまでも水道をとめなかったり,服に水がかかったりしているのを見ると,こらこら…と,親としてはめんどうになる。うーん,めんどくさがってはいけないな。
それだけ水遊びというのは子どもにとって魅力的なもの。
だって私,大人になって「いい歳したおばさん」になっても水遊びしたいもの。つい,先に「着替えは…」とか「ぬれたら…」とか「水道代が…」などと考えてしまうけれど,川や池を見たら入りたくなるし,水道でたまにびしゃびしゃとやってみたくなってしまう。
結局,大人も子どもも水遊びが大好きで,大人になったら「後片付け」とか「後処理」とかめんどうなことを先に考えてしまうというだけのこと。
水遊びの必須アイテムといえば水鉄砲で,息子は先日えらくでっかい水鉄砲を父親に買ってもらい(コーナンで…)たいそうよろこんでいた。あとは「しっぽをひっぱったら泳ぐ亀さん」とか,水に浮かべて遊ぶおもちゃはたくさんある。
水遊びと言って思い出す絵本は2つ
98歳のおばあさんが,お誕生日ケーキを同居の猫に買いに行かせたら猫がろうそくをおとして5本しかろうそくを持って帰ってこなかったので「5歳」になり,「だって私は5歳だもの…あらそうね,5歳だから私も川の中に入るわ」と言って,川遊び,魚釣りをする話(その前は「だって私はおばあさんだもの」と言って川に入らなかった)
ことばのべんきょう〈1〉くまちゃんのいちにち (福音館のペーパーバック絵本)
- 作者: かこさとし
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1970/07/01
- メディア: ペーパーバック
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発売日が1970年とのことで,ちゃんと1日のうちでくまちゃんが水遊びをする場面,それこそ金だらいとかかえるとか出てきます。