心がしんどい若者

「いい年齢をした中年女性」である私だが、大学の研究と教育に関わった経験のある者として、気になることがある。

心がしんどい若者、大学生は、いま、どのようにしてどのように過ごしているのだろう。より具体的にいうと、心の病を抱えている可能性のある若者である。

メンタルクリニックにかかっているか否か、何らかの診断がついているかどうかに関わらず。「私は心の病を抱えているかもしれない」と思っている者も含めて。

高校のことはよく知らないが、大学にはたいてい学生相談室のようなものはある。しかし、敷居は高い…ことはないか?

メンタルクリニックにいってみるという決断はできるか?

 

なぜこれが気になったかというと、患者の自助グループのリアルの集まりやリアルのイベントにいってみると、けっこう年齢層が高いという話を耳にしたからである。

自助グループに参加している人も若い頃からしんどい思いをしてきた人が多いので、若い層のことを心配しているが、なにせ、見えないわからないので、と聞いた。

そして私自身も「いい歳」なので…

でも、「心の病」を治す医療的行為をするのは医師という職業の人にしかできないが。

心のケアを本格的にするのは、公認心理師臨床心理士という資格をもった人になるが(筆者はどちらの資格ももっていません)

いま、心がしんどい10代20代の人が、大丈夫かなぁ…。

 

まぁ年齢にかかわらずみんなが生きづらい世の中ではあるが。

世界はスマホの中にだけあるのではない…というか、なんでもかんでもスマホですんでしまう世の中なんだよね…