「保護者」とは。

のんびりした休日の午後。子どもは子どもどうしで遊びまわっていた。散らかっているけれど私ものんびり大掃除していたので,もう誰が来てもフリーダムOKみたいな。私は見守りながらのんびり家事をしていた。

16時過ぎだっただろうか,ついうっかり,子どもが掃きだし窓から落ちた。たぶん網戸になっていたのに「ガラス窓が閉まっている」と勘違いしてもたれて座ったのだと思う。うっかりしていた。

一瞬「頼むからここで怪我とかやめてくれ。めんどくさい。休日救急に行く元気はもう私にはないぞ」と思って,いらいらっとした。いらいらっとした自分を認めてあげることができた。それは保護者として「望ましくない」とは思う。でも思うことは自由だとわかった。

そして子どもは泣いた。なにせ,近所の子がみんなフリーダムで来て我が家に入って遊んでいたので,靴下忘れたとか何を忘れたこれを忘れたとかがあって,本人いわく「Aちゃんが靴下とりにきたからAちゃんに怒ってる」らしい。
客観的に見て,Aちゃんが原因なのかはわからないというか…誰のせいでもない。でも「そうなんやな。Aちゃんに怒る気持ちがあるんやな。怒る気持ちになっていいんやで」と言った。

保護者,一児の母として適切かどうかは知らないけれど…。思ってしまうものはしょうがない。だってそう思うんだもの。思うのは自由と認めよう。それで相手に対してどうするかは,…その都度考えればよい。

適切な育児はない。育児も人生も試行錯誤。