とにかく書くこと

とてもつらい思いをした3日間だった。詳しくは書かない。

でも,とてもつらい思いをしたということは,力にもなるのかなとも思った。

他者に対して,つらい気持ちわかるよとは私には言えない。でも辛いことが世の中にあるということを知っているというだけで周りの人や自然が少し優しく見えることがある。

いつも追われるように過ごしているが,息子が,雲が沖縄県のかたちをしていることを教えてくれた。保育所の参観での散歩ではみかんの木とセミのぬけがらを見た。

人がつらい思いをしていても,世界はこんなにも,こんなにも美しい。

風がふいたとか,夕焼けがきれいだったとか,案外そういうことで人が生きよう死にたいと思うのは変わると言ったのは私の尊敬する友人だった。

結局のところ私は私の人生を生きるしかない。誰のためでもない私の人生。

そのためにできることは,とにかく書き続けること。

研究で食べていけるという意味での「研究者」にはなれないとしても,「自称 研究者」であることは,できる。そのためにとにかく書く。

いつか本を出したいんだ。私。