お正月ではない
結局,変化に弱いのかもしれないなぁ私,と思う。
なんだか,昨日から今日にかけて,お正月みたいだ。
「平成という時代はこんな時代でした。いろいろありましたね。令和という時代がはじまります。おめでたいことです」
おめでたいことです,とは思います。
でも,テレビや新聞をみていると,しんどい。とてもしんどい。
「はじまりだからいつもと違うことをしましょう」と言われている気がする。
「はじまりだから特別なことをしましょう 特別な1日を過ごしましょう」と言われている気がする。
そんな気がするだけ ではあるのだけれど,なんとなく。
令和元年5月1日も,お正月も,4月1日も,別に特別な日ではない。
いつもと同じように起きて,生活をして,生活とは起きて,食べて,私は配偶者がおり子どももいるので配偶者と子どものことを考えて,家事をして,余暇を過ごして,子どものご飯をつくって,掃除して,チャイルドシッターさんとお話をして。
チャイルドシッターさんも「私もテレビも新聞も見てません」と言っていた。
そして夜がきたので,寝る(24時間勤務のコンビニ店員さんや看護師さんなどお休みでない方はお疲れ様です)。
昨日の次が今日。今日の次が明日。「いま」「ここ」
そうして時は流れ。
変わるもの変わらないもの。少しずつ人は変わり 変わるものは変わり 変わらないものは変わらない。