ひとにやさしくするときに

人にやさしくするとき,人に思いやり行動をするとき,「優しい行動をする自分は偉い」「思いやりのある行動をする自分ってすごい」という気持ちがないかどうか,は,常に気をつけていたいと思う。

いるのだ,世の中には。「いいことをする自分」に酔いたくて,「素晴らしいことをする自分」を見せつけたくて(それが意識的であれ無意識的であれ)「いいこと」「素晴らしいこと」をする人が

基本的に私は,世の中の人はみんないい人だと思っている。いい面を見たいと思っている。そんなずるいことをする人がいるとは思わない…思わなかったけれど,もう少し人を疑うことを覚えた方がいいのかもしれない。それはとても悲しいことで,さびしいことで,こころが痛むことだ。