書評「火の粉」

 例によって私が書評を書くと書評にならない。

火の粉 (幻冬舎文庫)

火の粉 (幻冬舎文庫)

 

 分厚い本だったが,割と一気読みしてしまった。

いや~,怖かった。怖かったけれど面白かった。えー,これAmazonのリンクにとんでもあらすじ書いてないので,ネタバレもできないのか…。ミステリーです,ということだけは書いておく。

創作上の話だが,ほんとに信じられないことをさらっとする人っているんだわ…という感想。そんなに恐ろしい信じられないことをさらっとする人っているんだ…と。途中で誰を信じたらいいのかわからなくなってくる局面もあるけれど

これに限らず,小説(フィクション)(ミステリ含む)を読むことのメリットって,創作上ではあるけれど,こんな人もこの世の中にいるんだ,こんな人も世の中にいるのかもしれない,って思えることだと思う。

人が一生の間に出会える人の数なんて限られている。フィクションノンフィクション含め,本やドラマをたくさん見たら,いろんな人に会える

それってすごくない??