夏祭り

もう書いたお題かもしれないけれど,もしそうであったとしても,違うことを書く。

今年の息子の保育所の夏祭りは,6月下旬に,地震の影響で規模縮小と時間短縮が決定された後に,前日になって大雨予報のために行き帰りの安全その他が確保できないからとのことで,中止になった。開催に向けて尽力されていた保護者会の役員の皆様のご苦労はいかばかりであったろうかと思う。

というわけで,今年は一家そろって夏祭りはまだ経験していない。

今週末に開催される夏祭りがもしあるとしたら,きっと台風にともなう暴風雨の影響で開催が大変だろうなと思う。

大きなところで行われる大きな夏祭り(市レベルで開催されるもの)よりも,地域レベル(小学校区ごとなど)で開催される夏祭りが好きだ。もちろんどちらの場合も,実行委員会や担当の方の努力はいかばかりかと思う。

私が小さい頃は…今でも,だが,小学校レベルのお祭りは,父か母かどちらか(あるいはどちらも)が,手伝いに出ていたことが多かったように思う。というわけで,ある年は釣っていないのに金魚を大量にもらってきた覚えがある。

でも「勝手に行って勝手に帰ってきた」という記憶もないなぁ…。

いつもと違うシチュエーションで会う同級生が,かっこよく見えたり,別人に見えたり。自分も少し違う顔をしたくて,好きな男子を見つけた時,気づいてもらえないかなと思って,ついでにちょっといつもと違うところを見せたいなと思って,一緒にいた妹に「ね,そっち行っちゃだめだよ。こっち行こう」と”妹のお世話をする優しいお姉ちゃん”をちょっと演じてみたり。

寒い夏の日は,焼きそばやたこ焼きに行列ができて,暑い夏の日はかき氷に行列ができて。

金魚すくい,スーパーボールすくい,まとあて。金魚すくいの金魚はすぐだめになるのが悲しくて。

そんな感じだったから,晩御飯も適当に焼きそばやたこ焼きで済ませて,気が付いたらビデオ(VHS)の時計が「0:00」を示していて,わぁ私夜更かしした!って嬉しくなって。

そんな思い出。

中学生高校生になってからはほとんど行かなくなって,地域の夏祭りにも市レベルの夏祭りにも行かなくなって,気が付いたら自分が親になって「子どもを夏祭りに連れて行く」側になった。

昨年,息子を私の小学校区のお祭りに連れて行った。だいぶ華やかになっていて,「似顔絵」をうちわに書いてもらった(息子の)。まとあては相当だいぶおまけしてもらった…。