ひとりぼっちでひとりも好きで

ひとりぼっちで,ひとりも好きで,というタイトルの何か本か映画かフレーズかがあったような気がするが,よく覚えていない。

人と人とをつなぐツールが多様化した現在,他者とつながることはかなり簡単になった気がする。遠くに行ってしまった人とはハガキや手紙などでしかつながることができなかったが,今はメールやSkype(私はSkypeは使わないが),それからLINE,TwitterFacebookなどのSNSの発展で,距離関係なくつながることができる。相手が外国にいても,ネット環境さえ整っていれば,外国にいるなどと想像できない感じでつながることができる。

誰かとつながっていないと寂しい,すぐ連絡がとれないと寂しいし置いていかれたような気がする,というのは,こういうツールの発展によるものかもしれない。

寂しさ。日中ひとりで家にいることが多い私は,このままいなくなっても誰も気付かないんだろうなと時々こわくなる。

一方で,ひとりの時間も私には必要であるように思う。思索にふける時間。ぼーっとする時間。

ひとりぼっちで,ひとりも,好きで。