自分でやりたい
保育所の年中になった息子,自分でできることがずいぶん増えた。まだ小さいから小さいからと思っていたが,気が付いたらなんでも自分でやっている。「Kが!」というのでやらせてみたら,意外とできる。
不器用でうまくできなくて,かえって親の手間が増えることもあるけれど,正直,面倒だと思うこともあるけれど,「自分でやってみたい」「自分でできた」という経験は大事だなと思う。
これは子どもにとってだけ大事なのではなくて,大人についてもそうじゃないだろうか。
大人にだって,できることできないことある。体力的にできる・できない,能力的にできる・できない。その他の理由でできる・できない。「ああ,この人は”できない”人だから”やってあげよう”」と言ってやってしまうのは,その人にとってとても失礼,なのだと思う。見守って,そして「お願いします」と言われたときにそっと手を差し伸べること。
関係あるかどうかわからないけれど,人は親切に「された」ときよりも,親切を「した」方が幸福感を感じるという研究がある。
自分は自分の力で”できる”,この世の中で何かの役に立ってる,そういう気持ちが,生きる力になるのだと思う。
だから私はこの子が自分でやるのを,見守ってあげたい。
というわけで,彼がこぼしたお薬の粉末を拾いにまいります(とほほ)