お揃い

お揃い

例によってコトバンク

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つい,「お揃い」というと,服装や持ち物や,時には行動も同じであることを想定してしまうが,「二人以上の人が連れだっていることを敬っていう語」も「お揃い」だなぁ…

コトバンクには申し訳ないが,2の意味で書かせてもらおう。

私には歳の離れた妹が2人いるが,一番下の妹とは少し歳が離れすぎているが,すぐ下の妹は「やや歳が離れている」くらいだったので,お揃いの服を時々買ってもらった。で,両親がすごかったなぁ…と思うのは,「完全にお揃いにしてしまうと,妹がもう1度その服を着る時に全く同じ服を着ることになってかわいそうだから,色違いやちょっと形の違うのを買おう」ということで,完全にお揃いではなく,微妙に色違いやちょっと形の違うのを買ってくれたことだ。

私は長女なので,それを着た妹自身がどう思ったかはわからないけれど,うまいなぁ…と思う。その方がそれぞれの個性も出ていたように思う。

ちなみに,友達と相談して持ち物をお揃いにしようとかしたことはない。むしろ自分の中でお揃いにしてるものがあったりして。保育所の連絡帳はずっと同じノートの色違いにしている(ダイソーのだけど…)。

持ち物や服装だけでなく,行動も”お揃い”って言うかな。いま私が文章を書いているように,どこかの誰かが同じ”文章を書く”という行動をしていたりするかな。

いま,私が少し心配と不安を感じているように,どこかの誰かが同じ”心配と不安”の中にいるかな。

そうしたら,あ,お揃い,ひとりぼっちじゃない,と思って少し元気が出る。

たまにLINEやMessengerで,いま仕事終わったところ~,私も~とやりとりしていると,おっ,おそろいだ,と思ってなんか嬉しくなってひとりで笑っている