肩車

自分自身が子どものころに肩車された覚えはあまりない…のだが,きっとたくさん肩車されていたのだと思う。かすかに記憶はある。ただ”肩車された!このときはこう思った!”という記憶はあまりない。

息子の足腰がしっかりしてきてからは(今も),よく息子を肩車する。うちはお菓子置き場がやや高いところにあって(その置き場をなんとかしないといけないのだがそれはおいといて),「ちゃんとおやつを見たい」という息子の要望に応える時,普通に抱っこするよりも肩車した方が楽に感じるときがある。もちろん安全には十分に気をつけるが,肩に負担はかかるが,私が肩車をすることで息子はいつもと違う高さからものを見ているのだなと思うと,私まで嬉しくなる。

普段つい忘れてしまうが,息子は私とは違う高さから世界を見ているのだ。時々息子と同じ高さになって,息子の高さから世界はどのように見えるのか,見てみないといけないなと思った。

という文章を,座ったまま息子を肩車しながら書いています。髪の毛はぐちゃぐちゃになっております…