親が子どもに期待すること
繰り返し書いているようだが、私が自分の子どもに期待することの第一は「生きていてほしい。死なないでほしい」その次に「自分はこう考える、こう感じるということを大切にしてほしい。そして、自分とは考えや感じ方が違っても、他の人も他の人なりに自身の考えや感じを大切にしているということを理解してほしい」そのために「自分が好きなこと・もの を見つけてほしい」というもので、あんまり大したものはないが、それは息子がまだ4歳9か月だからそんなことが言えるのかなとか、もっと彼が大きくなったら「せめてそれなりの成績をとってほしい」とか、「いい学校に行ってほしい」とか思うのかもしれないなという危惧はある。ただそれも息子の人生なので、息子の思うように生きてもらえば、それが息子が真剣に自分の頭で考えたことであれば尊重しようと思う。私は息子ではないし、息子は私の所有物ではないし、親がああしろこうしろと言っても、しょせん親が息子の人生を代わりに生きることはできないので。
ただ、親の期待というのは場合によってはえらく大きい人がいて、こんな結果になるのだという恐ろしいニュースを見てしまった。
親が望むから では 本気の勉強はできない とも
toyokeizai.netでも実際に子育てしている人は、そのへん 揺れているみたい。
学術的にはこのようなことも言われている
親が子どもに期待してもしなくても、期待の程度がどの程度であれ、子どもは子ども自身の力で育っていくから、親は見守りときどき助言するしかできないのかなとか…。
もしも期待通りに育たなかった場合「裏切られた」とか「あなたのために○○したのに」とは言いたくないと思うが、私も言ってしまうのかな。
と思いながらも、息子に申し訳ないと思いながらも、自分のために自分の好きな研究を続ける私だった。